侵略は進んでいますほら食事容器にはタコ状の彫像
おい、小池!と呼んでそして数本の標識だけが取材に応じた
これも生殖の練習、生殖の練習なのだとピーマンを食む
死ぬ前に何か残していた人が文末によく入れるスペース
ポエジーのある単語ではないと言い花が教師を指差している
朝粥はそれ自身円形であり大星雲にもなりうるから
クラインの壺を落として割ってから何度目の入学なのだろう
始まりや終わりを知覚するのには君の性器は大きすぎます
妙に仄暗いぐらいがふさわしい僕の布団にしかし鮮血
人よ(微笑しないでほしい 古井戸の底から上を見ただけなのに)